武器職人
─ジャンクの過去─ ポップとマァムがそれぞれの故郷への帰路に就いてから時間は大戦翌日から三日後のポップが目覚める日まで遡る── ポップの父ジャンクと母スティーヌに勇者ダイが大魔王バーンを倒し、この世界に再び平和が取り戻されたことを伝えたのはジャンクの武器屋の裏の森に住居と仕事場... 続きをみる
帰還 Ⅲ
─想い 愛言葉─ マァムがマトリフのルーラでネイル村への帰路に就いてから暫くして、アバンはポップがいる部屋の扉をノックした。 コンコン…! 「はい……!」 ポップが応えて扉を開けるとアバンが柔らかい笑顔でそこにいた。そのアバンの表情をみてポップはマァムが無事に旅立った事を改めて察した... 続きをみる
帰還 Ⅱ
─想い 手紙─ 先に故郷ネイル村への出立を迎えたのはマァムだった。仲間達が見送りに揃う中で、やはりポップだけはその姿を見せなかった。わかってはいたことであったが、マァムはその事が少し心残りでもあった。 しかし、ほんの小一時間前にレオナとメルルと深い友情を確かめ合ったマァムは清々しい気... 続きをみる
帰還 Ⅰ
─友情の華─ 「本当にマァムには逢っていかなくていいんですか?ポップ……」 アバンの問いにポップは俯いたままだ。 食堂で朝食を取っているであろうマァムと顔が合わせづらいポップにレオナが気を利かせて特別にアバンとポップに朝食の為の部屋を用意してくれた。 「まぁでも私は心配してはいません... 続きをみる